高気圧酸素を利用した治療法は、実に300年の歴史を誇ります。
もともとは低酸素状態から起こる病気などを治療するための機器で、ごく最近までは医療用としてのみ用いられていました。
現在でも大型病院に設置されており、さまざまな病気の治療に使用されています。
酸素ｶﾌﾟｾﾙが「健康に良い！」と注目を集めたのは、ｻｯｶｰのﾍﾞｯｶﾑ選手がきっかけです。
右足の骨折でﾜｰﾙﾄﾞｶｯﾌﾟ出場を危ぶまれたﾍﾞｯｶﾑ選手は、早期回復のために高気圧酸素装置を利用しました。
酸素ｶﾌﾟｾﾙの新陳代謝の活性化が治癒能力を向上させただけでなく、体力の早期回復効果も発揮。ﾍﾞｯｶﾑ選手はﾜｰﾙﾄﾞｶｯﾌﾟ出場を可能にしたと言われています。
ﾜｰﾙﾄﾞｶｯﾌﾟから数年経った現在。
酸素ｶﾌﾟｾﾙはﾄｯﾌﾟｱｽﾘｰﾄの早期回復やｺﾝﾃﾞｨｼｮﾆﾝｸﾞだけではなく、ﾊﾘｳｯﾄﾞｽﾀｰのｱﾝﾁｴｲｼﾞﾝｸﾞなど、各界で取り入れられています。